かつら(ウィッグ)のベースとは、毛を植えつけられている部分のことを言います。ベースの素材としては、ネットベース、スキンベース、貼り付けるタイプのベースがあります。ベースの素材の違いで頭皮への感触も多少異なります。また各々長所・短所があります。
網目状に織った繊維のことをネットベースといいます。
色や網目の荒さは、重さなどネットベースの種類はたくさんあり、かつら・ウィッグのメーカーによっても異なります。
網目の大きさにより通気性が違うように思いがちですが、必ずしもそうではなく、植えつけてある毛の量とも関係します。
また、ネットベースは、軽いのがメリットですが、軽いからといって耐久性が劣るとか、反対に増す、といったことは関係ありません。
日頃のお手入れとしては、かつら(ウィッグ)を傷める原因となる雑菌を増やさないようにすることが大切です。
スキンとは、ポリウレタンやシリコンなどの樹脂で人間の皮膚に似せて作った人工のことです皮膚のよう特色を活かし、ネットベースとの組み合わせで、分け目だけに使ったりします。
スキンベースの欠点としてはも、毛が抜けやすいことと、通気性が良くないことがあげられます。
皮膚っぽくさがあるので、かつら(ウィッグ)の全部使ってリアルさを出そうとする使い方も考えられるのですが、そうすると通気性が悪く蒸れるため、皮膚にとっては良くないかつら(ウィッグ)となってしまいます。
自然さを追求したものがこの「貼り付けタイプ」で、とても薄いネットベースやスキンベースで出来ていて、最近注目されているタイプのベースです。
皮膚とベースの境が目立たない特徴があり、主に髪の生え際や、髪の薄いところに使用します。地毛が残っている場合は剃って使います。
使い捨てタイプのものや、半年〜1年使用できるものがあります。
通気性に関しては、ネットベースのものは良いですが、スキンベースものは良くありません。
見た目は自然さを重視しているベースなので、皮膚とベースの境目が目立たず自然です。
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