かつら(ウィッグ)には多くの種類がありますが、おおまかに分類すると、頭をすっぽりおおうタイプの「全かつら」と、毛の少なくなった部分を補う「部分かつら」の2種類に分けられます。
また、素材やベースの種類も多くあります。オーダーメイドのもの、既製品のものもあります。オーダーメイドでは、利用する方にあわせて様々なタイプのかつらを作ることが可能です。
最近は、髪のおしゃれを目的として、気軽にかつら(ウィッグ)を利用する女性が増えています。髪は見た目や第一印象を決める大きなポイントとなりますので、ヘアースタイルが素敵に決まっていれば、それだけで好印象を与えますからね。エクステ感覚でかつら(ウィッグ)を使って自分を素敵に見せる、そんなことに抵抗感がなくなってきていることは良いことなのではないでしょうか。
髪が薄くなってきたかな・・・、髪が少なくなってきたな・・・、と思ったら、部分的に使うかつら(ウィッグ)で髪をボリュームアップ。
薬の副作用などや円形脱毛症などでお悩みの方は、医療用のかつら(ウィッグ)で髪のおしゃれを。かつら(ウィッグ)は、オーダーメイドもできますので、自分の納得いくスタイルに仕上げてもらうことが可能となっています。
「かつら」というとどことなく負のイメージがありましたが、おしゃれの一つとして、イメージチェンジのアイテムとして、もって気軽に取り入れる認識が広がると良いですよね。個人的には「ウィッグ」と呼ぶことで今までの負のイメージがやわらぐのではないかと思っているのですが、いかがでしょう?
【人毛と人工毛、各々のメリットとデメリット】
「かつら(ウィッグ)」には「人毛」と「人工毛」の2種類があります。
各々のメリットとデメリットを以下にご紹介いたしますので、ご参考にしてみてください。
以下にご紹介するメリット・デメリットは、どちらかが優れているということでありません。ご自身が重要視するポイント、どういった目的で使うのか、などを考慮して、スタッフの方や店員の方によく相談しながら自分に合った「かつら(ウィッグ)」を見つけるようにしてください。
・人毛なので人工毛と比べて、手触りが良い。
・太陽光があたったときの輝きが自然である。
・毛染めができるので、髪の色を微妙に調整できる。
・パーマをかけたい場合、自毛と同じパーマ液でパーマができる。
・スタイリングが自由にできる。
・水を弾かない。
・自毛とのなじみがよい。
・時間の経過とともに色あせや褪色があるので定期的に髪染が必要。
・乾かすときに時間がかかる。
・枝毛ができる。
・毛が絡みやすい。
・洗髪しても、カタチがくずれにい。
・水を弾く性質があるので乾かしやすい。
・色あせや褪色がない。
・スタイルが固定されているので絡みにくい。
・専用サロンでならパーマをすることができる。
・セットがいらない。
・人工毛特有の光沢がある。
・水を弾く性質なので雨の日などは不自然さがある。
・髪染をすることができない。
・手で触ったときの感触が人工的であまりよくない。
・スタイルが崩れないという利点がある反面、スタイルの変更ができない。
・長く使っていると縮れが出てくる。(毛先に変な癖がついて、自毛となじまなくなる場合もある)
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